平成会便り

黒田官兵衛

山本包装資材株式会社 山本隆蔵

 今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に魅了され、毎週欠かさず見ています。「やっぱり大河ドラマは戦国時代がおもしろいなぁー」と感じつつ、主役の岡田准一さんの演技の上手さに注目しています。そんな中、司馬遼太郎記念館で 「播磨灘物語」と黒田官兵衛の企画展が開催されているのを知り、先日行ってきました。そう言えば数年前にも平成会の親睦会で訪れたことを懐かしく思い出しました。

館内には、パネル展示で司馬さんが「播磨灘物語」で描いた官兵衛の生涯がわかりやすく説明されています。無欲で他者に寛容、殺生を嫌う官兵衛のことを司馬さんは「友人にもつなら官兵衛のような男をもちたい」と語っています。
しかし、戦国乱世の時代のこと、その官兵衛でさえ秀吉からの理不尽な要求により、黒田家を守るため家臣(和睦した敵将の息子)を心ならずも誅殺する、戦国の世とはいえ不条理なものですね。それゆえ官兵衛は心の拠り所として信仰の道を選びキリシタンになったのかもしれませんね。秀吉や家康からもその類まれなる才能を恐れられた官兵衛、今後も番組を楽しみに見たいと思います。

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