平成会便り(5月)

山本包装資材㈱ 山本隆蔵

 5月29日、平成会の親睦会で奈良平城宮跡を訪れました。午後2時、大和西大寺駅前に集合し、奈良ボランティアガイド長坂様の案内で、秋篠川沿いを歩き、15分程で平城宮跡、朱雀門広場に着きました。何となく小学校の遠足を思い出すようなのどかな散歩道です。
最初の感想は「ひろーい」ということです。面積132ヘクタール(1ヘクタール約3000坪)ということで、さすが710(なんと)見事な平城京です。現在は建物以外見渡す限り原っぱが続きます。
「平城京いざない館」を見学した後、遣唐使船に乗りました。又、シアターにて「阿部仲麻呂遣唐1300年」も鑑賞しました。
長坂様の説明によると当時日本の人口約600万人、平城京には約15万人が住んでいたそうです。又、宮跡の地下から出土した「木簡」によって日本の各地から運ばれた税の品物(干し肉や穀物など)が明らかになったそうです。しかし、奈良には大きな川がなく、水の問題が解決せず、70年余りで遷都したのではないかということでした。
その後、朱雀門から平城宮跡の中を横切る近鉄奈良線の踏切を渡り、1km程歩き、第一次大極殿に到着しました。国が150億円かけて建立した大極殿はさすがに壮大でした。
とてもよく歩いたので、その後、西大寺駅前の居酒屋で会員の皆様と飲んだビールは最高に美味しかったです。

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